家の中・外で地震対策をとろう

公開日 2008年09月24日

地震が起きると、身近な家具類が一転して凶器となることがあります。また、家の周囲のブロック塀や窓ガラスなども注意が必要。家の内・外から災害に備えましょう。

 

家の中の安全対策4つのテーマ

1. 家の中に逃げ場となる安全な空間を作る
人の出入りが少ない部屋に家具をまとめておく。無理な場合は少しでも安全なスペースができるように配置換えを。

2. 寝室、子どもやお年寄りのいる部屋には家具を置かない
就寝中に地震に襲われると大変危険。子どもや年寄り、病人などは、倒れた家具で逃げ遅れる可能性があるので注意。

3. 家具は倒れにくいように配置する
家具と壁や柱の間に遊びがあると倒れやすい。家具の下に小さな板などを差し込み、壁や柱に寄りかかるように固定する。

4. 出入口や通路に物を置かない
物が散乱し、いざという時に避難路をふさいでしまう可能性がある。


家具の転倒・落下を防ごう

食器棚

  照明器具  

テレビ

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L字家具や支え棒などで固定。棚板には滑り止めにフキンなどを敷き、食器類の飛び出しを防ぐ止め木をつける。
 
チェーンと金具で数カ所固定。蛍光灯は蛍光管の両端を耐熱テープで留めておく 。
 
低い位置に固定して置く。上に水の入ったものを置かない(故障や感電事故の原因)。
タンス・本棚   窓ガラス    
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L字金具や支え棒などで固定し、二段重ねの場合はつなぎ目を金具で連結。両開きのタンスは扉に留め金具を。

家の内側から飛散防止フィルムを貼る(家具類のガラスは外側に貼る)。

 

 

家の周囲の安全対策

1. 屋根
不安定なアンテナや屋根瓦、雨どいを補強しておく。

2. ベランダ
植木鉢などを整理整頓し、落ちる危険のある場所には何も置かない。手すりのさびやぐらつきもチェック。

3. 壁・柱
ヒビの入った壁や腐りかけた柱、シロアリに食われた柱などがないか確認する。

4. ブロック塀・門柱
土中にしっかりとした基礎部分がないもの、鉄筋の入っていないものは危険なので補強する。ヒビ割れや鉄筋のさびも修理する。

お問い合わせ

本庁 総務課
TEL:0885-46-0111